腎臓病の負担を減らそう|栄養バランスを考えた食事を摂ろう

病院

肝臓内にできる悪性腫瘍

黄疸が現れたら要注意

患者と先生

父親が食欲不振気味だったのですが、夏バテだろうと軽く考えていました。ところがそのうちに、皮膚や白目が黄色くなる黄疸の症状が出てきたのです。すぐに診察を受けると、胆管がんの疑いがあるということでした。胆管とは肝臓の中で細かく枝分かれており、出口のところで一つにまとまった総胆管となります。肝臓でつくられた胆汁は総胆管を通って十二指腸に運ばれます。この胆管にがんができると胆汁の通り道が塞がってしまい、逆流することがあります。これが血液中に流れ出して胆汁に含まれる黄色い成分のビリルビンが黄だんの症状となって現れるのです。また、胆汁が十二指腸に流れなくなったことで排泄物の色も白っぽい色に変化します。排泄物が茶色や黄色なのは胆汁の色素成分が影響しているのです。

結石も一つの原因

胆管がんを発見するには黄疸や便の色の変化を見逃さないことが大切です。また腫瘍ができることで右の脇腹にしこりができます。痛みを感じないので気づくのが遅れたりしますが、胆嚢炎などを併発した場合は疼痛が起こります。父親は血液検査や超音波検査などをした結果、胆管がんではないことがわかり安心しました。しかし、胆のうに結石ができており、これが原因となって、胆管が詰まってしまい黄疸になってしまったのです。結石を取り除くことで黄疸の症状もなくなりました。しかし、結石を発症しやすい人は胆管がんになる確率も高くなるので、注意が必要です。また老化も発症の原因の一つだと考えられています。